2025年のLocalKnowledgeは今まで実施してきたレクチャーシリーズに加え、「写真」「地域」そして「本」を強化する予定です。

2025年のLocalKnowledgeは今まで実施してきたレクチャーシリーズに加え、「写真」「地域」そして「本」を強化する予定です。

「写真集食堂「めぐたま」」を主宰する飯沢耕太郎氏にご協力いただき、月1回のペースで写真集を紹介するウェビナー(Webinar)を実施します。膨大な量の言葉が可視化されたソーシャルメディア全盛時代は、逆に言葉そのものが説得力を失った時代かもし...

本の場

佐渡島の高校生は授業で本を作っている ― 『佐渡に暮らす私は』『あなたと出会った佐渡』『Everyday Sado』制作秘話をみなとラボ・田口康大さんに聞く

2月14日(金)の「本の場」では、みなとラボ代表の田口康大さんをお招きして、佐渡での高校生の本づくりプロジェクトについて、また、みなとラボのその他の出版プロジェクトについて、舞台裏を含めて詳しく教えていただきます。...

未来のメディアの作り方(第5回)

レクチャーシリーズ:未来のメディアの作り方(第5回)
一億総白痴化から「一億総博知化」へ
これからのテレビが作り出す新しい教養とは

佐藤卓己(上智大学文学部新聞学科教授/京都大学名誉教授)

若い人はご存知ないと思いますが「一億(総)白痴化」は評論家の故・大宅壮一(1900- 1970)による1957年の発言として知られています。簡単に言えば「テレビばかり見てると馬鹿になる」ということのようです。...

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テレビ的教養の未来はどのように再構築可能か

今や日常的に使う言葉としてはほとんど登場しないユニバーサルサービス(universal service)という概念があります。これは「いつでも、どこでも、誰もが、十分に安価もしくは無料で利用できる公共性の高いサービス」のことで、電気・ガス・...

『生きるための農業/地域をつくる農業』を著者・菅野芳秀さんと読む

【新シリーズ開始、参加無料】
『生きるための農業/地域をつくる農業』を著者・菅野芳秀さんと読む

ローカルナレッジ新シリーズ「地域人による地域創生」12月13日に実施する第2回は、『生きるための農業/地域をつくる農業』を取り上げ、著者・菅野芳秀さんと渡邊直樹さんの対談を実施します。...

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一般法人の貸借て?の参入規制は緩和されたけど…

平成21年(2009年)に施行された改正農地法の最大の特徴は、一般法人の貸借での参入規制が緩和されたことにあります。実際、この改正農地法の施行後の4年間に 1,261(株式会社は777)の法人が参入しました。...

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雑誌と地域と公共言論空間を考える

『近世百姓の底力―村からみた江戸時代』(渡辺尚志著、敬文舎、2013)で確か「百姓」が定義されていたはず、と思い出し、なぜこのような本を私が持っているのかはともかく、これを参照しつつ、簡略化して引用すると「江戸時代における「百姓」とは「村人...

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雑誌と地域と公共言論空間を考える

私(竹田)自身、出自が雑誌社ということもあり、最近の雑誌の凋落ぶりには目を覆いたくなるところがありますが(電通報によれば、ピーク時に5,000億円を超えていた雑誌広告市場は現在は1,000億程度だそうです...

未来のメディアの作り方(第4回)

レクチャーシリーズ:未来のメディアの作り方(第4回)
勝ち組のメディアと負け組のメディア
—100万部雑誌『キング』が成し遂げた公共性と野依秀市の世論(せろん)を比較する

佐藤卓己(上智大学文学部新聞学科教授/京都大学名誉教授)

今回、勝ち組としての『キング』と負け組としての野依秀市を対比的に取り上げます。『キング』や野依秀市が作った公共言論空間を改めて学び直し、現在の公共言論空間を分析し、そして近未来の公共言論空間のあり方を考える講義としたいと思います。...

地域人による地域創生

【新シリーズ開始、参加無料】
本と地域の結びつきはこんなに多様だ! ―『「本」とともに地域で生きる』を著者・南陀楼綾繁さんと読む

ローカルナレッジでは、元「地域人」編集長で現在は大正大学出版会編集長の渡邊直樹さんをコーディネータとして、新シリーズ「地域人による地域創生」を立ち上げます。...

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物質知性の未来展望

「知性」(intelligence)を定義しようとすると哲学論争になるので、この言葉が持つ意味については「ああでもないこうでもないという状態に留めておく」という前提で話しを進めますが、なぜ今回「物質知性」を主役にしたイベントをやろうと思った...

Local Knowledge MeetUp Fall 2024
シュレディンガーの水曜日 × ブリヂストン
物質知性と共に育むサステナビリティ価値創造

今回の「シュレディンガーの水曜日」改め「土曜日」は「物質知性と共に育むサステナビリティ価値創造」をテーマに、サスティナビリティ価値創造の基盤構築の強化を進める株式会社ブリヂストン/サステナブル先端材料統括部門の協力の下に開催します。...

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「わからない」ほど素晴らしい方法はない

「わかる」には、主に「分かる」「判る」「解る」の3種類の異字同訓があります。最も一般的なのは「分かる」だと思いますが、この短いコラムはこの区別を重視せずに「わかる」で通すことにします。...

本の場

「公民館的なもの」が今こそ地域に必要だ ―『公民館を再発明する』を著者・牧野篤先生と読む

11月21日の「本の場」では、『公民館を再発明する』のエッセンスを著者・牧野先生から伺いながら、今の日本社会でますます重要性を増してきている「公民館的なもの」について考えてみます。...

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未来の可能性を広く取れ

2022年に亡くなったエリザベス二世の高祖母(祖父母の祖母)にあたるのがヴィクトリア女王( Victoria:1819 - 1901))で、彼女が大英帝国を統治していた時代をヴィクトリア朝(Victorian Era)と言います...

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事実上消滅した「輿論(よろん)」は再生可能か

天地無用(てんちむよう)の「天地」とは荷物の上面と底のことで、「無用」は「してはいけない」という意味なので、「天地無用」とは「上下逆さにするなよ」という注意書きなのですが、荷物にデカい文字で自信たっぷりに「天地無用!」と記載されていれば、な...

レクチャーシリーズ:未来のメディアの作り方(第3回)

レクチャーシリーズ:未来のメディアの作り方(第3回)
輿論(よろん)と世論(せろん)
—メディアの世論操作を破壊し輿論を復活させることは可能か/総選挙関連の報道も講評

佐藤卓己(上智大学文学部新聞学科教授/京都大学名誉教授)

今回の「未来のメディアの作り方」は『輿論(よろん)と世論(せろん)』を副読本にして、私たちはこれから「輿論」を再生させることができるのか、を議論したいと考えます。...