2024/9/19(木)19:30~21:00
本のある場所が育むこれからのシビックプライド ―メディコスを卒業した吉成信夫さんが今考えていること
Posted by local knowledge on September 6th, 2024
図書館に詳しい人もそうでない人も、見れば誰もが目を瞠る「みんなの森 ぎふメディアコスモス」、通称「メディコス」。館内に足を踏み入れてその活気や利用者の愛情に満ちた空気に触れると、建築だけでなく、施設の中身がふつうの公共施設とは大きく異なっていることが直ぐに感じられます。
開館から5年間を図書館長、その後の4年間を綜合プロデューサーとして、施設のあり方をまさに「共創」してこられた吉成信夫さんが、今年5月、ついにメディコスを退任されました。
理念として掲げられてきたのは、着任初日にふと舞い降りてきた文言、「子どもの声は未来の声」。
常にざわめきのある居場所としての図書館、子どもや若者との親密なコミュニケーション、住民の創造力や発信力を育む多様な仕掛け、建築家・伊東豊雄さんに毎年新たな什器をオーダーメイドしてもらう破格の巻き込み力、道を歩けば次々声を掛けられるほどに根付いてきた豊かなコミュニティ。
多くの公共図書館がたとえ目指してもなかなか具体的にかたちにするのが難しい、地域のシビックプライド醸成への貢献が、メディコスでは達成されているのです。
そんな吉成さんの現在の肩書のひとつは、「明石市本のまちづくり推進アドバイザー」。岩手やメディコスでの体験をベースに、今、吉成さんがどんなことを考えて何を成そうとされているのか、じっくりお話しいただきます。お話は、おススメの一冊として挙げていただいた長田弘さんの『森の絵本』との出会いから始まります。
本とまちづくりを交差させる可能性について興味のある方、ぜひご参加ください。
開催概要
イベント名称 | 本のある場所が育むこれからのシビックプライド ―メディコスを卒業した吉成信夫さんが今考えていること |
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開催日時 | 2024/9/19 (木) 19:30~21:00 ※お申込みいただいたみなさま全員に見逃し配信を行います。イベント終了後一両日中にはアーカイブ動画配信を開始し、約1週間のあいだご視聴いただけます。 |
話題提供者 | 吉成信夫(よしなり のぶお) 元ぎふメディアコスモス 綜合プロデューサー |
イベント形態 | Zoomミーティングを利用したオンラインイベントです。 ※オンライン参加をお申込みいただいた方および「ローカルナレッジ」月額サブスクリプションメンバーの方には、参加URLを事前にメールにてお送りします。 |
参加料 | 400円(税込) ※月額サブスクリプションメンバーは不要 |
参加方法 | このウェビナー(Webinar)のみ申し込む または月額500円(税込)のサブスクリプション サブスクリプションに登録する ※サブスクリプションメンバーは月額500円のお支払いだけで、毎月数回実施される「ローカルナレッジ」が開催する全ての有料セミナーに参加可能です。 |
購入期限 | チケットの購入期限は当日9月19日の18:00までとさせていただきます。 |
主催 | 本棚演算株式会社 |
吉成信夫(よしなり のぶお)
元ぎふメディアコスモス 綜合プロデューサー
東京都出身。CIコンサルティング会社(東京)などを経て家族と岩手県に移住。石と賢治のミュージアム(一関市)立ち上げに奔走。廃校を活用したサスティナブルスクール「森と風のがっこう」を開校。県立児童館いわて子どもの森初代館長を務めた。その後、岐阜市立図書館長、ぎふメディアコスモス総合プロデューサーを2024年4月まで9年間務めた。東海国立大学機構参与、明石市本のまち推進アドバイザー、前橋市立図書館新本館アドバイザー会議委員。旅とカフェとムーミンが好き。
著書「ハコモノは変えられる!子どものための公共施設改革」(学文社)などがある。