住宅をつくる人々の新しい物語
A New Story of People Who Build Houses
「住宅をつくる人々の新しい物語」では、約40年に亘って松村秀一氏が建築生産について考えてきたことや見てきたことに基づいて、建築を造る人々のこれからを物語って行くことにします。これは2023年2月に松村氏が行った東京大学での最終講義において、時間の制約から十分に触れられなかったことを物語ることでもあります。最終講義に参加できなかった方々-住生活産業や建築産業に関係する方々、そして建築学に関心のある方々、それを学ぼうとする方々-に向けても力強いメッセージを発信する機会になればと考えています。松村氏にとっては、最終講義を経た後の新たな講義デビューとも位置付けられます。1:新・建築職人論、2: 20世紀を見逃すな-フラーとイームズの教え-、3:電脳時代のクラフトマンシップ、4:閑話・昔話-日本の住宅産業の成り立ち-、5: Architecture Reimagined、6:都市の資源工学そして解築学へ、というアジェンダで展開します。