未来のメディアの作り方

Media and Communication Studies

「未来のメディアの作り方」は佐藤卓己氏(上智大学文学部新聞学科・教授)と竹田茂(LocalKnowledge発行人)が、佐藤氏の過去の著作から一冊を取り上げ、過去のメディアの歴史を紐解く、という行為を通じて、次世代のメディアの作り方に関して検討を重ねるレクチャーシリーズです。インターネット空間において最先端技術で展開される新しい(とされる)メディアに対しては基本的には否定的なスタンスです。「なぜ否定的なのか」という理由も講義を重ねる中で解き明かされていくことになるはずです。

未来のメディアの作り方(第4回)

レクチャーシリーズ:未来のメディアの作り方(第4回)
勝ち組のメディアと負け組のメディア
—100万部雑誌『キング』が成し遂げた公共性と野依秀市の世論(せろん)を比較する

佐藤卓己(上智大学文学部新聞学科教授/京都大学名誉教授)

今回、勝ち組としての『キング』と負け組としての野依秀市を対比的に取り上げます。『キング』や野依秀市が作った公共言論空間を改めて学び直し、現在の公共言論空間を分析し、そして近未来の公共言論空間のあり方を考える講義としたいと思います。...

レクチャーシリーズ:未来のメディアの作り方(第3回)

レクチャーシリーズ:未来のメディアの作り方(第3回)
輿論(よろん)と世論(せろん)
—メディアの世論操作を破壊し輿論を復活させることは可能か/総選挙関連の報道も講評

佐藤卓己(上智大学文学部新聞学科教授/京都大学名誉教授)

今回の「未来のメディアの作り方」は『輿論(よろん)と世論(せろん)』を副読本にして、私たちはこれから「輿論」を再生させることができるのか、を議論したいと考えます。...

レクチャーシリーズ:未来のメディアの作り方(第2回)

レクチャーシリーズ:未来のメディアの作り方(第2回)
言論統制/情報官・鈴木庫三と教育の国防国家
佐藤卓己(上智大学文学部新聞学科教授/京都大学名誉教授)

佐藤さん自身が「渾身の一冊」と言い切る、自他ともに認める好著を副読本にして、未来のメディアの作り方・第2回を開催します。...

未来のメディアの作り方

レクチャーシリーズ:未来のメディアの作り方(第1回)
あいまいさに耐える/ネガティブ・リテラシーのすすめ
佐藤卓己(上智大学文学部新聞学科教授/京都大学名誉教授)

佐藤卓己氏(上智大学教授/京都大学名誉教授)による「レクチャーシリーズ:未来のメディアの作り方」は、この「あいまいさに耐える/ネガティブ・リテラシーのすすめ」を皮切りに来年3月まで、彼の膨大な著作の中から重要度の高いものを副読本として毎回1...