近年はGW(ゴールデンウイーク)こそ大掃除、と決めています。年末の寒い時期に比べ、風が心地よいし、汚れも落ちやすく、渋滞や混雑とも無縁です。15分くらい全力で掃除したら、作業を中断してゴロっと横になって読書、を繰り返します...
美味しいと感じたコンビニ弁当も、同じものを3日も続けて食べていると舌が受け付けなくなります。コンビニ弁当が完璧な工業製品=ブレがない、からですね。AIを利用した音声合成で読み上げられるニュースも「これはアナウンサーによるものではない」...
私たちの生活は、うまくいってる時ほど言葉が少なく、問題を抱えている時ほど言葉を多用しています(この成れの果てが国会討論ですね)。相手を論理的にねじ伏せようとするとき、あの手この手で説明して理解させようとするときなど...
諸説あるはずですが、日本のIT(情報通信産業)は、1952年(昭和27年)に日本電信電話公社(現在のNTT)が郵政省(現在の総務省)の外郭団体として設立され、その電信電話事業を遂行するにあたって、交換機などの様々な設備・機器を民間の電機メー...
島薗先生が主宰する勉強会にはいつも独特の味わい深い時間が流れます。これは司会(MC)の小島あゆみさんの力量に依るところも大きいのですが、先日の中山ヒサ子さん(特定非営利活動法人 和・ハーモニー音楽療法研究会理事長)をお招きしての講義では、い...
改めて言うほどのことでもありませんが、ネットワークはノード(node:結び目としての点)とリンク(図にしたときには1本の線、通信の場合は伝送路)で構成されてます。私たちはどうしてもノードの“個性”に関心を寄せがちです...
最近、若い女性の間でソロキャンプが流行っているそうです(もはや“最近”とは言い難いトレンドなのかもしれません)。私の知り合いにも何人かこのソロキャンプの魅力にハマっている人がいますが、LEDランプでは再現できない...
Zoomなどでのオンラインミーティング終了直後に、スマホにかかってきた電話で相手と話しをしていると、先ほど終了したばかりの“映像と音声を駆使したミーティング”に比べ(姿は見えないのに)むしろ話し相手がとても身近に感じられる、という経験を皆さ...
様々な国が採用している法体系は大きくは大陸法と英米法に分かれます。日本は明治時代にドイツのプロイセン憲法をパクって大日本帝国憲法を作った関係から、基本的には大陸法を採用しつつも、民法などには英米法を採用するという少し変則的な形でした...
これまたずいぶん前の話ですが、作家の故・橋本治氏の映像取材(注1)のために彼の事務所に向かっていたとき、このままだとちょいと早く到着しすぎるな、と思い、目についたところにあったラーメン屋さんに飛び込みました...
慶應の諏訪正樹研究室では、学生をカラオケに連れていくことが研究活動だ、とご本人から聞いたことがあります。メタ認知のトレーニングです。部屋の天井のあたりに、歌っている自分を観察している自分がいる、とイメージさせるのです...
2021年10月から始めた「シュレディンガーの水曜日」は「コロナ禍で学会が全部オンラインになってしまったので、雑談ができなくなってしまった」と嘆く東工大・原さんからの要請に応える形でスタートしました...
随分前に実施したセミナーで、主催者として非常に面白い体験をしたので、ご紹介しておこうと思います。そのセミナーのテーマは知的財産権に関連した比較的高額(有料)なものだったと記憶しています...
発見と発明に明確な差をつけるのは実は案外難しい(=新しい実験設備が発明されたので新しい事実を発見できた、ということも多い)のですが、発見はアインシュタイン(Albert Einstein)、発明ならエジソン(Thomas Edison)と言...
反射光で再現される色(colour)は、1)視神経系、2)光の波長(=周波数の逆数)、3)光を反射する物質の表面特性、の3つの相互作用の結果として確定します。一方、私たちの日常生活におけるメディア環境は、新聞・雑誌・書籍・絵画・プリントされ...
YouTubeを使い続けていると、視聴履歴に基づいたレコメンデーションが加速され始め、最初は「お。気が利いてるな」と感じるのですが、似たような動画が次から次へと表示され始めると、自分自身の視聴履歴の偏りやバランスの悪さに嫌気が差し始め...