検証が困難な俗説ですが、人類が最初に発見した数字は「2」と言われています。食べられるもの(1)と食べられないもの(0)を“分けた(二分した)”というわけです。立派なバイナリデータ(binary data)です。画期的な数字“ゼロ(Zero)...
ポイント制度はマクロ経済からの観点では「デフレスパイラル」を誘発しやすいはずで、それは最終的に消費者自身の労働者としての給料がどんどん下がっていくことを意味します。低価格であることを売りにしている家具や家電などの量販店で...
オーダーしたものが届くことには何の意外性もありません(当たり前です)。しかしオーダーしていたことすら忘れていた輸入CDが、数ヶ月後にいかにも空輸されてきたことを感じさせる薄汚れたパッケージで届き「なんだこれ?」と開けてみたら、なんと欲しかっ...
「たらい回しの起源は専門家にある」があまりに面白かったので、似たような言葉で、DXで撲滅させることができそうな、あるいはDXでその言葉の価値をさらにアップデートできそうな日本語固有と思われる表現を書き出してみました。...
メディアアーティストの落合陽一氏が最近コンヴィヴィリアリティ(Conviviality )という言葉を連発していることが話題になっています。この言葉は、私の古い仕事仲間の古瀬幸広氏が1996年に発刊した『インターネットが変える世界(岩波新書...
テレワークがある程度定着したことで、そこかしこから実空間での雑談の重要性が聞こえてきますが、雑談はそれ自体が主体(subject)にはなり得ないということには留意したほうがよさそうです。「さて会議でも始めるか」は慣れ親しんだ日常ですが、...
新聞やテレビでの報道で「AIを活用して」というフレーズが激増している、と感じている方は多いはず。半ば辟易しながらこれらのニュースを見聞きしていたわけですが、このフレーズの多用は極めて危険であることを簡単に記しておくことにします。...
2年ほど使ってみましたが、Zoomなどのツールで初めて知り合った人と何度オンラインミーティングだけを重ねても親しくなることはありませんね。(デジタルは)繋がりやすい反面、関係を切断するのも簡単だからでしょう。...
私たち生活者は好むと好まざるにかかわらず、必ず3つの市場に組み込まれています。金融市場、産業市場、そして労働(雇用)市場、ですね。この3つの市場は必ずこの順序で循環することが知られています。...
2020年の8月もまもなく終わろうとしていますが、この時期はどうしても“死”に関して考える機会が増えます。「死を想え(memento mori)」というわけです。コロナのような感染症・伝染病、あるいは場合によっては台湾有事...
「応援消費」は2011年の東日本大震災を契機によく利用されるようになった言葉らしいのですが、初めてこの言葉を聞いた時に真っ先に思い出したのは、若かりし頃に買ったカメラのことでした。キヤノンのT90という一眼レフを手に入れ、...
ソーシャルメディア全盛時代の昨今に感じるのは「世の中にはこんなにたくさんの“教えたい人”がいたのか」ということですね。教わりたい人よりも教えたい人のほうが多いのではないかとさえ思えてきます。...
東日本大震災をきっかけに、そしてコロナ禍で決定的になったのは“専門家”への信頼がかなり揺らいだことでしょう。ただし、ここで私たちに求められるのは、専門家を糾弾することではなく「そもそも専門性って何だ?」...
似たような2つの言葉を1本の時間軸上に展開すると、その言葉の意味の差異が極めて明確になる場合があります。 例えば「信用」と「信頼」。信用は過去の取引に対する実績を示す言葉ですが、信頼はこれから起こるであろう未来への信託になります。...
「副業禁止規定を廃止しよう」という動きは、バブル崩壊直後、つまり1990年くらいに「働き方の多様化」「ひとりの人間の中にある多様な個性を活かす」「自己実現への近道」などの美辞麗句に彩られた柔軟な制度として礼賛され、...